貯金がないと投資できない

投資が出来ない理由

みなさん【投資】と聞くと、

大金が必要
損をする
難しい

とたいった連想をする方が、         
多く敷居が高いイメージをされております。

もし、                   
実は【投資】が

  • 少ない資金から出来る
  • 誰でも資産を増やせる
  • やる事はすごく簡単

だったらどうでしょうか?

やってみたいと思いませんか?

この記事では、
まず始めにみなさんの投資にかかる思い込み  (バイアス)をなくし、投資に興味を持っていただければと思っています。

それでは、順に解説していきます。

バイアス1 投資を始めるには大金が必要

私が、資産形成を勧める上で、        積立投資をオススメしています。

積立投資とは

自分で決めた、一定の投資資金を一定の期間(毎月や毎年など)に分け予め決めておいた銘柄に投資(購入)していく手法

するとかえってくる答えが

『投資する資金がない』           
『株を買うには大金が必要でそんなお金は無い』といった答えがかえってきます。

ですが株や債券とは、大金があれば沢山買えるだけで、
今の時代は数千円〜から株や投資信託を購入する事ができます。

投資信託とは?

投資信託とは、みんなでお金を集め、大きな資金を作り投資信託(ファンド内)の専門家がその資金を元に、分散投資された株や債券をひとまとめしてくれた金融商品です。

みんなでお金を集めて株を買う為、      
数千円単位から購入する事ができます。

自分の投資した金額により、持ち分の比率が  
口数といった単位で保有できます。

投資信託を活用する事で、株(投資)を買うのに沢山のお金は必要ありません。

自分の出来る範囲(月数千円〜)で投資を始める事は可能です。

みんなでお金を集めて運用すると聞きますと、 
イメージしにくいですが、すごく身近にあります。

それは、保険商品です。

自動車保険や生命保険は、みんなさんの掛け金を集めた中から保険料が支払われています。

仕組みは違いますが似たようなもので、
年金なども少しずつお金を集め、それを配布しています。

このように投資の世界もみんなで、      
お金を出し合い大きなものを買っています。

マンションの積立修繕などもそうですね。


大きな額に備えて、             
みんなで積立貯金をして備えています。

投資もそれと同じで一人、一人が       
少額から投資が出来る時代です。

バイアス2             大きな損をする

続きまして、よくいわれているのが

  • 元本保証されていないから不安
  • 大きな損をする可能性がある

元本保証

確かに投資信託では、元本保証されていない為、一時的に資産が減る可能性があります。

ですが主に元本保証と言われる商品は、    
銀行の預貯金や定期預金がメジャーです。

現代は、                  
超低金利時代で利息がほとんどつきません。

果たして超低金利時代に預金のみ状態は    
元本保証と言えるのでしょうか?

なぜなら

インフレ(物の値段があがる)の影響で    
お金の価値が下がる可能性もあるからです。

100円だった商品が、120円になると、  
今まで100円で購入できていたものが    
購入できなくなる

これは、お金自体の価値が下がっている事を表しています。

100円という金額は変わらないので、
体感しにくいですが、物の価値が上がってしまうと、お金の価値は下がっていきます。

昔の時代であれば、定期預金が一番安全で金利が破格でした。

元本保証で利息が8%の時代があった。
1億円貯金しておくだけで年間800万の利息がつく

もし利息が8%ついていたら、

72÷8%=9
複利運用で、約8年で資産が倍になる計算です。

72の法則

利率を72で割ると、
投資資金が二倍になる大体の年数がわかる。
マジックナンバー

昭和40年代後半 当時のもの

現在の定額貯金の金利

某銀行より一部抜粋 現在は超低金利 時代
令和2年の基準に合わせたもの

pic.twitter.com/KZQ4e47zA8

平成〜令和にかけて、預金金利は下がって行きました。

この様な背景もあり、
日本では投資の文化が根付いておらず間違った認識をしている方が多いです。

金利の良い時代では、わざわざリスクのある商品に投資しなくても、
銀行預金だけで資産は増えて行きました。

現代では時代が代わり銀行預金だけでは
インフレ、超低金利、終身雇用制度の崩壊、年金の減額、増税、etc. 
といった問題に対応できなくなっています。

その為、投資が必要な時代であり、

今の時代に適応していく必要があります。

ダーウィンの名言にこんな言葉あります。

「生き残る種とは、最も強いものではない。 
最も知的なものでもない。 
それは、変化に最もよく適応したものである

ー Charles Darwin(チャールズ・ダーウィン) ー


何もしない行動しないという選択は、
お金の価値だけが下がっていき、購買力が低下していく要因になります。

今の時代、元本保証=安全 とは限りません。

では損をしないで高い利回りを維持する方法をあるのか❓

答えは、あります。

それが全世界の経済に投資する、

全世界投資】という投資戦略になります。

詳しくは下記に記載しています。

バイアス3 投資は難しい

投資と聞くと難しいイメージがある方も多いと思います。

確かに、投資とはとても奥が深く簡単ではありません。

ですが、正しいロジックを元に
投資先を決める事で誰でも平均値を取る事は誰でも実現可能になります。

逆に、投資で平均以上を取ろうと思うと難易度が激高になります。

その投資方法が全世界投資になります。

全世界投資とは?


こちらの理論は、ノーベル経済学賞も
受賞した【現代ポートフォリオ理論】が元にになります。

全世界投資とは
全世界にまんべんなく投資する投資戦略です。

世界にまんべんなく投資することで、
世界全体の経済成長を味方につけることができます。

それでは全世界での経済の成長性をみて行きましょう。


GDP

世界経済がどれだけ
成長しているかを表す指標の一つとして
【GDP】があります。

 GDP(Gross Domestic Product)とは

・Gross(グロス)  総、合計を意味する
・Domestic(ドメスティック) 国内を意味する
・Product(プロダクト) 生産を意味する

日本語に訳しますと、

国内で作られた(価値)の総合計

価値とは儲けの部分を表しています。

糸やボタン、一つ一つでは価値が低いが、洋服という製品になる事で付加価値(1000円分の利益)が生まれる。

GDPとは
1000円の儲けの、部分を表す指標になります。

この儲けの部分
働いている人の給料や、
株式の配当といわれるかたちで国内の人にくばられます。 

よってGDPとは

 その国内で生み出された、価値(付加価値)の合計 

価値とは儲かったお金を表し

そのお金(儲かった部分)は
その国の人にくばられる、お金の合計になります。 

よってGDPの指数が高ければ、くばられるお金が多い事を意味します。

くばられたお金が多い = 使えるお金がたくさんある = 景気が良くなる

細かい部分は無視した説明ですが下図のグラフは、
そういった景気の動向を示しているデータだと思ってもらえれば大丈夫です。

GDPの意味が
わかったところで下記の図をご覧下さい。

出典:IMF 全世界のGDPの推移

1,980年から2026年にかけて右肩上がりで成長しているのがグラフからよみとれます。

10兆ドル→120兆ドルに増えている。
日本円換算で、1000兆円→1京20兆円に成長している事になります。

このグラフから推測できる答えは、
世界の経済は上がったり、下がったりを繰り返しながら
成長(上昇)しているのがお分かりいただけのではないでしょうか。


MSCI ACWI(全世界株式)

続きまして、
世界全体の株価をみていきましょう。

全世界投資投資では

  • 株式
  • 債券
  • 不動産(REIT)

にバランスよく投資していきます。

投資する資産の種類は色々ありますが、
資産が増加していくメインはやはり株式になります。

それでは全世界の株価推移(過去から現在までの値動き)
はどうやって確認すればよいのでしょうか?

MSCI ACWI(全世界株式) 指数で確認する事ができます。

日本で有名な株価指数は
日経平均株価TOPIX(東証株価指数)があります。

MSCI ACWI(全世界株式)指数とは、
日経平均やTOPIXが日本株のみ対して、
全世界版だとイメージしてくだいさい。

株価指数とは

株式の相場(全体)の状況をわかりやすく、まとめた表やグラフ。

下図が、全世界株式の値動きになります。

出典:MSCI

1987年に投資した、100ドル(約1万円)が
2022年には1,500ドル(約15万円)に増えた事は意味します。


世界全体の経済と株価の相関関係

続きまして、
世界経済(GDP)と株価(MSCI ACWI)
の関係についてみていきましょう。

【世界全体の株価を示すデータ】 【世界全体の経済成長を示すデータ】

先ほどのグラフを並べて見ると、
どらも同じ様な動きになっています。

なぜ、この様に同じ動きをするのでしょうか?

GDPとは国内で作られた
付加価値(利益の部分)であるとご説明しました。

新しい価値を作り出す事で、
その企業自体が評価され
企業の価値が上がります。


企業の価値が上がると、株価が上がります。

また

利益の部分が多いと給与が多くなり、
給与が多いと自由に使えるお金が
多くなるので景気が良くなっていきます。

景気が良くなると、会社の利益が大きくなり、
利益の出ている会社の株は人気になるで
また株価が上がっていきます。

このサイクルが世界全体の経済をみた時、
上記の図のように両方が相関(同じ動きをする)
様に右肩上がりで成長していきます。

つまり
全世界に投資にをする事で
誰でも平均点を出す事ができます。

ここで先ほど、お伝えしました
平均点を取るのは誰でも実現可能ですが、
平均以上を取るのは難しいに繋がってきます。

全世界でみた時では、
経済と株価は成長しています。

ですがこれを経済が成長するであろう国を
一つや二つに絞り込みそこに、投資をするとなると
難易度が上がります。

全部に投資(かければ)外す事はありませんが、
的を絞ると予測が外れる可能性が高くなるからです。

まとめ

  • 株や債券は投資信託を活用する事で、
    数千円から始められる。
  • 超低金利時代では普通預金が
    インフレ率を下回るため、
    気づかないうちにお金の価値が目減りしていく
  • 全世界にバランスよく投資する事で
    銘柄(株を選び)予測する必要がなくなり
    誰でも投資で資産を増やしていくことが出来る

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